中四国学生ラクロス新人戦サマーステージ

2014/08/22

[全国地区リーグ戦が始まる中、各地区でプレシーズンに行われた大会・活動を掲載します]
2014年7月5日(土)、6日(日)に、中四国学生ラクロス新人戦サマーステージを開催した。

開会式1開会式2
[左:開会式(中国地区男子会場)/右:開会式(中国地区女子会場)]

“3L”(Lacrosse.Like.Love)をテーマとした今大会。5月中旬に開催したフレッシュマンキャンプのテーマは“2L”(Lacross.Like)であった。フレッシュマンキャンプを終えた1年生が練習を積み、次のステップとなる大会に挑むことで、試合に勝つ喜びや負ける悔しさを知る。大会開催に当たり、新たに加えられた「Love」には、試合を通して、ラクロスを「好き=Like」から「もっと好き=Love」になってもらいたい、という想いが込められている。

試合1試合2

試合では、選手たちが、ボールを持ち、相手ディフェンスに怯むことなく、果敢にゴールに向かう様子や、前回は躊躇していたダウンボールに、皆が一斉に寄る姿があった。さらに、シュートの瞬間や、ゴーリーから出たパスをキャッチし、仲間同士で上手くクリアを繋いだ時には、待機するベンチメンバーや応援する上級生を大いに沸かせた。初めて公式な場で、審判員も動員し、「個」ではなく「チーム」単位で行ったラクロス。他大学と試合をする中で、1年生同士多くの刺激を与えあっている様子が見られた。また、1年生の我武者羅さが、これまでの頑張りを見ていた上級生にも、良い刺激を与えていた。
「サマーステージに向け、それぞれのチームが練習をしてこの試合で精いっぱい力を出し切っている様子がとても伝わる試合だった。試合を通して、練習では味わえない悔しさや喜びをチームで分かち合い、更にラクロスへの思いがLoveに変わっていってもらえれば嬉しい」。今回の大会を主管した新人委員会副委員長の塩田は、こう語る。

ラクロスを始めて、3、4ヶ月の1年生だが、これからの成長を非常に頼もしく感じたサマーステージであった。なお、今年度の新人戦は、夏季リーグ(サマーステージ)、冬季リーグ(ウィンターステージ)の二部で構成しており、今回行ったサマーステージは冬季リーグの予選となる。今大会で得た反省をこの夏、いかに克服するか。ウィンターステージでは、更に一回り大きく成長した姿が見られることを期待する。


※この大会に出場した1年生が目指す第22回中四国学生ラクロスリーグ戦は、四国地区は8月2日、中国地区は8月9日に開幕しており、11月1日(土)の決勝戦に向けて、試合が実施されている。

■試合風景
試合3試合4
[左:中国地区(男子)/右:中国地区(女子)]
試合5試合6
[左:四国地区(男子)/右:四国地区(女子)]

■大会概要
大会形式 ・試合人数:8人対8人
・試合時間:15分ランニングタイム制
・リーグ戦形式:ブロック毎による総当たり戦
大会会場 2014年7月5日(土)
愛媛県(松山市)・愛媛大学山越グラウンド[四国地区・男子、女子]
岡山県(玉野市)・玉野スポーツセンター[中国地区・女子]
2014年7月6日(日)
岡山県(倉敷市)・川崎医療福祉大学グラウンド[中国地区・男子]
参加チーム [四国地区]
女子:愛媛大学・高知大学・松山大学合同チーム、香川大学・徳島大学合同チーム(計2チーム)
男子:愛媛大学・松山大学合同チーム、香川大学、徳島大学(計3チーム)

[中国地区]
女子:岡山大学、川崎医療福祉大学・広島修道大学合同チーム、広島大学・広島女学院大学合同チーム、安田女子大学・島根大学合同チーム、山口大学・山口県立大学合同チーム(計5チーム)
男子:岡山大学、広島大学、広島修道大学、岡山理科大学・山口大学合同チーム、川崎医療福祉大学・島根大学合同チーム(計5チーム)

・Text:日本ラクロス協会事務局中四国地区内学生連盟広報副委員長・植村奈々、同広報部・加藤梨子
Photo:日本ラクロス協会事務局中四国地区