第27回関東学生ラクロスリーグ戦(準決勝戦・男子第1試合)

2014/11/10

日時:2014年11月3日(月祝) 14:00試合開始
場所:東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場


早稲田大学(白) vs 日本体育大学(青)

game1game2

スコア
チーム
1Q
2Q
3Q
4Q
TOTAL
早稲田大学
4
3
3
1
11
日本体育大学
2
3
1
0
6
得点者
早稲田大学 日本体育大学
#8 伊藤 大貴 (3) #96 澁谷 拓真 (3)
#94 岸本 僚介 (3) #5 森田 莞司 (1)
#75 岩野 岳 (2) #39 相原 直樹 (1)
#0 高橋 哲 (1) #66 安室 修平 (1)
#36 篠崎 大雅 (1)
#96 丸山 卓郎 (1)
審判員
主審 赤沼 達彦
副審 海堀 義博
幸地 悠斗
CBO 飯田 典功
ベンチマネージャー 小池 智
データ (info班調べ)
早稲田大学 項目 日本体育大学
11回 フェイスオフ獲得 7回
21回 グラウンドボール獲得 24回
36本 シュート本数 23本
3回 (計2分) マンダウンディフェンス回数 4回 (計5分)
ゲームレポート
2014年11月3日(月祝)、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、第27回関東学生ラクロスリーグ戦準決勝戦、早稲田大学(以下、早稲田) 対 日本体育大学(以下、日体)の試合を行った。秋晴れの空の下、スタンドにも大勢の観客が集まり、14:00に試合開始のホイッスルが鳴った。

game3game5

1Q
試合開始のフェイスオフは日体がものにする。しかし、ボールダウンが続き、簡単にポゼッションを奪われてしまう。2分、日体はオフサイドのファールから一人マンダウンの状態となる。早稲田のエキストラマンオフェンスは、#21畑田が日体ディフェンスの隙をついたパスを出すと、#8伊藤が狙いすましたスタンディングシュートを決め、先制点を挙げる。続く4分、早稲田はフェイスオフから速攻を作り、最後は再び#8伊藤が決め、2-0とリードを広げる。
日体はゴーリーの#6佐々木を中心としたディフェンスで攻撃を凌いでクリアするも、グラウンドボールを早稲田に獲られ、ボールを落ち着けることができない。日体は我慢の時間帯が続いたが、9分、クリアから速攻を作り、華麗なパスワークを見せる。最後はゴール横で#96澁谷が落ち着いてシュートを決める。10分、再びクリアから#96澁谷が連続得点を決め、同点に追いつく。
しかし15分、早稲田#75岩野はボールを受け、1対1をかけるとスピードに乗って強烈なランニングシュートをゴールネットに突き刺した。1Q終了間際の19分には、早稲田#21畑田からクリースの#96丸山にパスが通り、シュートが決まって、4-2。早稲田2点リードで1Qを終える。

2Q
2Qも1Qの勢いそのままに早稲田ペースが続く。2分、#94岸本がゴール正面でパスを受けると、4人のディフェンスに囲まれながらも力強くゴールに突き進み、追加点を挙げる。続く3分にも#0高橋がゴール前にカットインしたところにパスが出て、#0高橋はそれを落ち着いて決め、早稲田は1Qから4連続得点でリードを広げる。
このまま早稲田ペースかと思われたが、日体は9分、#66安室が強引に早稲田ディフェンスを切り裂き、ランニングシュートを決め、簡単に流れを渡さない。12分、#5森田が早稲田のライドの隙を突き、自陣からロングシュートを成功させる。15分にも#39相原がゴール正面から豪快なスタンディングシュートを決め、1点差に詰め寄る。
早稲田は19分、#94岸本が体の強さを生かし1対1からシュートを決める。1Qに続き2Qにもクオーター終了間際の大事な時間に得点を挙げ、早稲田2点リードで前半を折り返す。

game6game7

3Q
後半が始まると、早稲田は4分、6分にファールを犯し、日体は2度のエキストラマンオフェンスのチャンスを得る。#39相原、#17北條らがゴールを脅かすも、ゴーリー#42服部や#5中林を中心とした固い早稲田ディフェンスからゴールを奪うことができない。
日体の猛攻をしのいだ早稲田は、8分に#75岩野、10分に#8伊藤が立て続けにクリースシュートを決め、日体を突き放しにかかる。
16分、日体#96澁谷がゴール裏のグラウンドボールを拾うと、そのまま早稲田ゴールに飛び込み、この試合3得点目となるゴールを決め、踏ん張りを見せるが、18分、早稲田オフェンスの早いリスタートから#94岸本がシュートを決め、日体ディフェンスは隙を突かれる。3Qが終わり、10-6と早稲田はリードを広げた。

4Q
運命の4Q、日体は猛攻を仕掛ける。再三にわたりシュートを撃つも、枠をとらえることができない。するとしだいに早稲田ペースに。確実にパスを回してオフェンスをする早稲田に対して、日体はなかなかポゼッションを奪うことができない。
19分、早稲田#36篠崎が激しいプレッシャーをかけてきた日体ディフェンスを振り切り、ダメ押しの追加点を挙げる。日体のヘッドコーチがスティックチェック申請をするも、早稲田#36篠崎のスティックが合法だったため、得点は取り消されず、逆に日体のマンダウンディフェンスで試合再開。そのまま早稲田がポゼッションを守りきり、試合終了。


最終スコアは11-6。要所要所で得点を重ねていった早稲田が勝利し、11月15日(土)に行われる決勝戦(対 慶應義塾大学)に駒を進めた。

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*フォトギャラリーには他にも多くの大会写真を掲載しています。
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  ・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・三宅朗彦(東京大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満