第5回全国プレシーズントーナメント(女子準決勝戦・第1試合)

2015/09/21

 2015年6月6日(土)、小雨の降る中、東京都(江戸川区)・江戸川区臨海球技場で、第5回全国プレシーズントーナメント・準決勝戦の女子・第1試合、東北大学(以下、東北) 対 明治学院大学α(以下、明学)の試合を行った。

準決勝戦1準決勝戦2
[写真:白・東北大学/黒・明治学院大学]

スコア
チーム
前半 後半
TOTAL
東北大学
0
3
3
明治学院大学α
6
3
9
審判員
女子競技審判員
主審 宮崎 彩
副審 木村 真美
本多 美夏
テーブルオフィシャル 木原 茉里奈
ゲームレポート
 試合開始のホイッスルが鳴り、ドローが上がった。最初のドローを獲ったのは明学である。明学がゴール前まで運ぼうとしたところ、そこで東北のデンジャラスチェックが起こる。これにより、明学の勢いが止まらず、パスを繋ぎ、試合開始2分、明学#69・福山が隙をつき、ゴール裏の1対1からの鋭いシュートが決まり、貴重な先制点を奪い0-1となる。その後も明学のペースが続き、前半6分、明学#69・福山の短いパス回しのアシストにより明学#24・鷲山がゴール下に鋭いシュートを決め0-2となる。
 この明学の流れを断ち切りたい東北。次のドローで東北#1が華麗なプレーでグラウンドボールを確実に獲り、パスを回しゴールに向かうも、パスミスが起こり、この一瞬の隙に、明学ボールとなってしまう。両者ともその後、互いにボールを持ちゴール前まで運ぶが、パスミスや、またゴーリーのセーブからのクリアに対する激しいライドで一歩も譲らぬ展開となった。

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 しかし、前半12分、再び明学が自分たちの流れに持っていき、明学#11・下松が東北のDFを揺さぶり、ゴール下へのシュートが決まり、0-3となる。この後、東北も負けじと奮起するが明学の流れを断ち切れず、前半17分、明学#11・下松のシュートが決まり0-4に、その1分後、前半18分再び明学が#83・佐藤のシュートが決まり0-5となる。残り1分となる前半19分、明学#81・岩崎の華麗なシュートで0-6となる。東北も最後ボールをつなぎ粘りを見せるも、前半終了のホイッスルが鳴り、明学優勢の0-6で前半は幕を閉じた。

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 後半がスタートとした。東北#14がドローを獲り、落ち着いてパスを回し後半1分、東北#21・高間が1対1からのシュートを決め東北が1点獲得した。東北はこのまま流れを持っていきたい。しかし後半2分、明学#11・下松がシュートを決め、またも点差が開く。だが、その後は明学、東北共に得点を重ね、自分たちのペースをようやく取り戻した東北は明学に前半のような一方的な試合を許さない。

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 緊張した流れの中、後半15分に明学#81・岩崎がシュートを決め3-8、東北の5点ビハインドとなる。ここで東北がタイムアウトを取った。立て直して次のドローは確実に獲りたい。しかしその気持ちが強かったのか東北ドロワー#14のファールにより明学ボールに。その後東北のファールにより明学#17・下池のフリーシュートとなるが、これは外れる。チェイスで東北が勝つがクリアがうまくいかず、またしても明学ボールになり後半18分、明学#17・下池のダメ押しのシュートが決まる。残り時間僅かとなり東北が必死にボールを自陣に運ぶ。しかしパスミスなどが重なりボールを運びきれずタイムアップとなり3-9、明学の勝利で試合終了となった。

ゲームフォト
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  ・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・平原玲奈(創価大学)、石井麻彩(東京外国語大学)
・Photo:日本ラクロス協会企画部長・保坂光信