関東学生リーグ戦レポート:女子戦・神田外語 対 白百合女子

2015/11/18

日時:2015年8月25日(火) 12:30試合開始
会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園補助競技場

4部Bブロック:神田外語大学(白) 対 白百合女子大学(青)

第28回関東学生ラクロスリーグ戦には、男子39チーム・女子61チームの計100チームが出場しています。
各チームの試合の模様を、日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班の学生スタッフがお伝えします。


試合1試合2

スコア
チーム
前半
後半
神田外語大学
4
2
6
白百合女子大学
4
6
10
ゲームレポート
 8月25日(火)、小雨が降り始め、肌寒い気温の中、関東学生ラクロスリーグ戦、神田外語大学(以下、神田外語) 対 白百合女子大学(以下、白百合)の試合を駒沢オリンピック公園補助競技場で行った。

前半
 予定より試合開始が遅れた13時00分、試合開始のホイッスルが鳴ると同時にドローが高く上がった。
 両チームともグラウンドボールを獲り合う。最初にボールを制したのは神田外語#8・後沢。ランで運んでいき、ゴール右下から1対1を仕掛けシュートを撃つが、白百合のゴーリーのナイスセーブにより、得点には繋がらない。
 白百合側の攻撃が始まった。白百合#4・佐野がスピードに乗り、センターからカットインし、シュートを決めた。試合開始から5分、白百合が1点目を制した。

 勢いに乗った白百合は、続いて#14・堀がゴール裏から#16・田中にフィードを入れシュートを撃つがこれは決まらない。
 神田外語は、何とかして自分たちに流れを持っていきたい。8分、神田外語#4・平江がセンターから1対1を仕掛けてシュートを決めた。さらに、神田外語は#17・花木がグラウンドボールをフォローし、ナイスキープ。神田外語はパスを回し、相手のディフェンスを窺いながら、攻めのタイミングを見計らう。#7・幾高がセンターで1対1。シュートが決まった。
 さらに白百合はファールを犯し、神田外語にフリーシュートのチャンスを与えてしまう。しかし、白百合の粘り強いディフェンスにより、得点は阻止できた。両チームともシュートを撃ちにいくがゴーリーのナイスセーブにより、なかなか決めきれない。ここで前半終了のホイッスルが鳴る。4-4の同点で後半に続く。

試合3試合4

後半
 後半、白百合#4・佐野がゴール右上から、左上から1対1を仕掛けに行く。シュートを決めたいところだが、神田外語のゴーリーセーブにより、阻止される。白百合は、前半とは違い、さらに勢いを増してきた。神田外語にオフェンス時間を与えず、立て続けに6本ものシュートを撃つ。だが、いずれも、神田外語の連携したディフェンスとゴーリーにより、惜しくも得点には繋がらない。
 ここで神田外語の反撃が始まる。白百合のファールが神田外語に勢いをつけてしまう。神田外語#8・後沢の1対1でシュートが決まる。さらに、神田外語#4・平江がドローを獲り、そのままスピードに乗りセンターでシュート。一気に2得点。
 しかし、ここでメンタルを崩さない白百合。白百合は#14・堀の1対1で、ドローから速攻で、#4・佐野のシュートで2得点と得点を重ねる。

 両チーム、観客の盛り上がりも最高潮に達していた。最後の最後までどちらが勝利を掴むのか読めない。
 試合終了1分前、神田外語がファールを犯し、白百合#10・西村にフリーシュートのチャンスが与えられた。シュートは見事決まり、ここで、試合終了のホイッスルがフィールド全体に響き渡った。結果は6-10で白百合の勝利となった。


 info班が選ぶこの試合で最も印象に残った選手は、神田外語大学#4・平江実咲選手です。
 敗れはしたものの、積極的に1対1を仕掛けて、シュートを狙いにいっていました。ドローを獲る確率も高く、この試合で一番輝いていた選手です。


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11月28日に、大学日本一が決まる!」
 大会:第7回全日本ラクロス大学選手権大会
 日程:決勝戦/2015年11月28日(土)
 会場:東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園陸上競技場

 関東学生リーグ戦に出場するチームが目指す、大学の頂点を決める戦いを、ぜひご覧ください!
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過去の優勝校 男子 女子
第6回 (2014) 慶應義塾大学 明治大学
第5回 (2013) 早稲田大学 慶應義塾大学
第4回 (2012) 慶應義塾大学 慶應義塾大学
第3回 (2011) 早稲田大学 関西学院大学
第2回 (2010) 早稲田大学 日本体育大学
第1回 (2009) 一橋大学 東海大学
大学選手権1大学選手権2
大学選手権決勝


  ・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班
・Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏