2016年度ラクロス東海チャレンジマッチ・男子戦
2016/06/19
2016年5月8日(日)、抜けるような青空の下、愛知県(名古屋市)・パロマ瑞穂北陸上競技場において2016年度ラクロス東海チャレンジマッチとして、2016東海ユース選抜男子(以下、東海ユース) 対 龍谷大学(以下、龍谷)の試合を行った。会場は多くの新入生やラクロス会員、家族が観戦しに訪れ、盛り上がりを見せていた。
[左:東海ユース選抜/右:龍谷大学]
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
第1Q
最初のフェイスオフは龍谷が制し、その後シュートを撃つ。しかしゴーリーに阻まれ得点ならず。序盤の主導権は龍谷が握る。
東海ユースはクリアをあげたいところだが、龍谷の激しいライドにより阻止される。果敢に攻め、龍谷#51・杉原がシュート。しかし惜しくも枠外。このチェイスを東海ユースが獲り、攻めあがる。#9・石井のパスを受け取った#46・草野がシュート。だがゴールから逸れてしまう。
ここでウォーターブレイクタイムアウト。このタイムアウトを機に、徐々に東海ユースのリズムに変わる。タイムアウト後、東海ユースはボールを動かし攻め続ける。エンジンのかかった東海ユースが1Q残り2分、#72・熊野が右横からのシュートを決めた。そのままスコアを1-0として1Qを終える。
第2Q
2Qに入ると激しい攻防が続く。ボールダウンが多くなり、グラウンドボールが発生するが龍谷が取りきる。ここで東海ユースがタイムアウトを取るが、龍谷の勢いを止めきれない。東海ユースは焦りからか、ボールを奪うことができない時間が続く。
龍谷がタイムアウトを取り、このまま龍谷のペースかと思われたが、東海ユース#14・坪井の華麗なランニングシュートがゴールに突き刺さる。しかしここで龍谷が黙ってはいなかった。#30・前田のアシストにより、#51・杉原の左横からのシュートがゴールネットを揺らし、1点を返す。しかし得点後のフェイスオフではイリーガルプロシージャーにより東海ユースのボールに。そのまま攻めあげ#72・熊野のシュートをゴーリー#0・殿川がセーブし弾いたボールにいち早く反応した東海ユース#4・熊澤が押し込み3-1とし2Qを終える。
第3Q
序盤はやや龍谷のペースだ。#49井手・がフェイスオフを獲りシュート。その後も猛攻が続くが#1・善家が東海ユースのゴーリーと衝突。結果、龍谷のクリースバイオレーションと判定され東海ユースのボールに。
その後、東海ユース#1・只見のシュートが決まり4-1に。それに対し、龍谷は#6・森本や#77・安徳らが立て続けにシュートを撃つ。得点には繋がらなかったが、流れは龍谷に傾きつつあった。しかしここで東海ユース#47・盛田が龍谷DFを強引に切り抜けシュート。5-1として状況を打破した。
勢いを取り戻したい龍谷は積極的に奪いにいくディフェンスを仕掛ける。オフェンスにボールを繋げ#6・森本が#51・杉原にパスを出すが惜しくもアウトオブバウンズに。東海ユースは攻めに転じたいが、龍谷の激しいディフェンスの前に攻めあぐねる。ここで3Qが終了。得点を決められはしたが全体を通して龍谷の持ち味であるディフェンスの力強さが見られた。
第4Q
開始早々、龍谷のディフェンスの綻びを見抜いた東海ユース#9・石井のダイナミックなシュートが炸裂。6-1となるが龍谷#11・横山がすかさず1点を返す。その後も目にも留まらぬパス展開に東海ユースのディフェンスが崩され、隙を突いた龍谷#51・杉原が落ち着いてシュートを決め6-3まで巻き返す。
タイムアウト後、東海ユースがブレイクシチュエーションを作るも得点ならず。しかしこのブレイクシチュエーションを境に東海ユースのオフェンスが変化し、#6・片岡がクリース横まで攻め入りシュートを決める。東海ユース全体のスイッチが切り替わった。龍谷ディフェンスをすり抜けた#28・鈴木から#7・杉浦、#1・只見へパスが繋がりゴールへ叩き込む。
最後まで食らいつく龍谷は#14・大槻が大きく弧を描くような1対1を仕掛ける。ランニングシュートが決まり8-4とする。このまま点差を詰めたい龍谷であったが試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
試合後インタビューで東海ユース#72・熊野は新入生に「ラクロスは今からでも日本代表を目指せるスポーツ。頭を使って練習してほしい」と話した。MVP#79・中山は「ゴーリーはあまり人気がないかもしれないけれど、今日の試合でゴーリーの魅力を沢山感じてもらえたと思う。いいな、と思った新入生は是非ゴーリーに!」と微笑んだ。
・Text by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・上田侑暉(名城大学)
・Photo by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班
[左:東海ユース選抜/右:龍谷大学]
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
東海ユース選抜
|
1
|
2
|
2
|
3
|
8
|
龍谷大学
|
0
|
1
|
0
|
3
|
4
|
東海ユース選抜 | 龍谷大学 |
#1 只見 陽介 (2) | #51 杉原 隆真 (2) |
#4 熊澤 優介 (1) | #11 横山 達哉 (1) |
#6 片岡 優斗 (1) | #14 大槻 傑 (1) |
#9 石井 慶 (1) | - |
#14 坪井 俊樹 (1) | - |
#42 盛田 健斗 (1) | - |
#72 熊野 宏樹 (1) | - |
主審 | 松井 秀彰 |
副審 | 滝川 広哲 |
宮城 成 | |
CBO | 加藤 広貴 |
第1Q
最初のフェイスオフは龍谷が制し、その後シュートを撃つ。しかしゴーリーに阻まれ得点ならず。序盤の主導権は龍谷が握る。
東海ユースはクリアをあげたいところだが、龍谷の激しいライドにより阻止される。果敢に攻め、龍谷#51・杉原がシュート。しかし惜しくも枠外。このチェイスを東海ユースが獲り、攻めあがる。#9・石井のパスを受け取った#46・草野がシュート。だがゴールから逸れてしまう。
ここでウォーターブレイクタイムアウト。このタイムアウトを機に、徐々に東海ユースのリズムに変わる。タイムアウト後、東海ユースはボールを動かし攻め続ける。エンジンのかかった東海ユースが1Q残り2分、#72・熊野が右横からのシュートを決めた。そのままスコアを1-0として1Qを終える。
第2Q
2Qに入ると激しい攻防が続く。ボールダウンが多くなり、グラウンドボールが発生するが龍谷が取りきる。ここで東海ユースがタイムアウトを取るが、龍谷の勢いを止めきれない。東海ユースは焦りからか、ボールを奪うことができない時間が続く。
龍谷がタイムアウトを取り、このまま龍谷のペースかと思われたが、東海ユース#14・坪井の華麗なランニングシュートがゴールに突き刺さる。しかしここで龍谷が黙ってはいなかった。#30・前田のアシストにより、#51・杉原の左横からのシュートがゴールネットを揺らし、1点を返す。しかし得点後のフェイスオフではイリーガルプロシージャーにより東海ユースのボールに。そのまま攻めあげ#72・熊野のシュートをゴーリー#0・殿川がセーブし弾いたボールにいち早く反応した東海ユース#4・熊澤が押し込み3-1とし2Qを終える。
第3Q
序盤はやや龍谷のペースだ。#49井手・がフェイスオフを獲りシュート。その後も猛攻が続くが#1・善家が東海ユースのゴーリーと衝突。結果、龍谷のクリースバイオレーションと判定され東海ユースのボールに。
その後、東海ユース#1・只見のシュートが決まり4-1に。それに対し、龍谷は#6・森本や#77・安徳らが立て続けにシュートを撃つ。得点には繋がらなかったが、流れは龍谷に傾きつつあった。しかしここで東海ユース#47・盛田が龍谷DFを強引に切り抜けシュート。5-1として状況を打破した。
勢いを取り戻したい龍谷は積極的に奪いにいくディフェンスを仕掛ける。オフェンスにボールを繋げ#6・森本が#51・杉原にパスを出すが惜しくもアウトオブバウンズに。東海ユースは攻めに転じたいが、龍谷の激しいディフェンスの前に攻めあぐねる。ここで3Qが終了。得点を決められはしたが全体を通して龍谷の持ち味であるディフェンスの力強さが見られた。
第4Q
開始早々、龍谷のディフェンスの綻びを見抜いた東海ユース#9・石井のダイナミックなシュートが炸裂。6-1となるが龍谷#11・横山がすかさず1点を返す。その後も目にも留まらぬパス展開に東海ユースのディフェンスが崩され、隙を突いた龍谷#51・杉原が落ち着いてシュートを決め6-3まで巻き返す。
タイムアウト後、東海ユースがブレイクシチュエーションを作るも得点ならず。しかしこのブレイクシチュエーションを境に東海ユースのオフェンスが変化し、#6・片岡がクリース横まで攻め入りシュートを決める。東海ユース全体のスイッチが切り替わった。龍谷ディフェンスをすり抜けた#28・鈴木から#7・杉浦、#1・只見へパスが繋がりゴールへ叩き込む。
最後まで食らいつく龍谷は#14・大槻が大きく弧を描くような1対1を仕掛ける。ランニングシュートが決まり8-4とする。このまま点差を詰めたい龍谷であったが試合終了のホイッスルが鳴り響いた。
試合後インタビューで東海ユース#72・熊野は新入生に「ラクロスは今からでも日本代表を目指せるスポーツ。頭を使って練習してほしい」と話した。MVP#79・中山は「ゴーリーはあまり人気がないかもしれないけれど、今日の試合でゴーリーの魅力を沢山感じてもらえたと思う。いいな、と思った新入生は是非ゴーリーに!」と微笑んだ。
・Text by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会ゲームレポート班・上田侑暉(名城大学)
・Photo by 日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会取材班
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