関東地区・新入生合同ソフトラクロス体験会

2016/06/18

 2016年4月に、関東地区にて、新入生合同ソフトラクロス体験会を行った。 16日(土)は、東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、24日(日)は、東京都(世田谷区)・駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場にて行い、24日の体験会後には、2016年度男子日本代表による蒼白戦の観戦会も実施した。

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 *『フレッシュマンズインタビュー(4月16日)』はこちら
 *『フレッシュマンズインタビュー(4月24日)』はこちら

 このイベントは、ラクロスに興味のある新入生にむけて、他大学との交流、ラクロスとの触れ合いを感じてもらうことを目的としたもので、16日には約180名、24日には約300名の新入生が参加した。
 新入生の参加人数は、去年に比べて減ったものの、体験会での試合は盛り上がりを見せた。チーム内の声掛けも多くあり、試合前に円陣を組む姿も見られた。
 今年、新人委員会としては、3月12日に体験会運営講習会を行うことで、4月の体験会当日の運営をスムーズにすることが出来、また新人委員たちは1年生の緊張を解く役割も率先して行ってくれていた。

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[左右:試合は盛り上がり、チームメイトや先輩の新人委員たちからの声援も熱を帯びる]
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[左:ラクロスの写真を見せながら魅力を伝えていく/右:ラクロスのフェイスシールを貼る新人委員たち]

 新入生たちには、今回の体験会を通して新しくできた友人と共にラクロス頑張ってほしい。また、24日は体験会の各チームでMVPを選出した。これをモチベーションに繋げて、今後のラクロスの活動の励みにしていってもらいたい。

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[写真:4月24日の体験会に参加した新入生たち]

 また、4月24日は、体験会の後に、2016年度男子日本代表による蒼白戦(紅白戦)を実施し、大勢の新入生たちが、日本トップレベルのラクロスに目を奪われていた。試合後のインタビューでは、男子日本代表の選手から、新入生たちへのメッセージも頂いた。

日本代表蒼白戦1日本代表蒼白戦2

 *『2016年度男子日本代表』特設ページはこちら
 *『2016年度男子日本代表・蒼白戦レポート』はこちら

■インタビュー:本下純選手(#10/FALCONS所属)
本下選手
 
今日の試合の感想を教えて下さい。
 本日は観戦してくださり、ありがとうございました。
 JAPAN Blueチームは、代表活動が始まってから負けが続いて、今日は前半は厳しい状況だった中で、チーム一丸となって最後には勝ちに持って行けたというのは、純粋に嬉しいという思いです。
 (蒼白戦は、延長戦の結果、14-13でJAPAN Blueが勝った)
ラクロスを始めたきっかけを教えて下さい。
 ラクロスはカレッジスポーツと言われていますが、私は高校の時から慶應義塾高校でラクロスを始めたんですけれども、やっぱり「アドバンテージが取れる」ということと、「世界と戦える」ということはそうそう経験が出来ないと思うので、それが出来る環境にあるというのはラクロスの魅力だなと思って始めました。
日本代表としての目標を教えて下さい。
 私が今目指しているところは、銅メダルです(2018年に第13回男子FIL世界選手権大会が開催される)。
 勿論、スポーツをやる以上負けてはいけないし、勝つためにやっているということで金メダルを目指したいという気持ちもあるのですが、今の日本の現状だったり、世界の代表を見て、足元をしっかり見たところでの目標となるとやっぱり銅メダル。
 アメリカ、カナダ、イラコイナショナルズが3強みたいになっているのですが、その中で、4位を確実にして3位を狙っていけるようなところとなると、やはり銅メダルが今の目標です。
試合を見に来た1年生やファンの皆さんに一言お願いします。
 最近色々なメディアで色々なスポーツが取り上げられて活躍している中で、ラクロスは近年人口も凄く増えてきていて、電車でもスティックを持っている人をよく見かけるようになったりしています。
 ただ、今はまだマイナースポーツの域を脱していないので、やっていない人でもスティックを持っているだけで、「あ、ラクロス!」と話しかけてもらえるようにこれから広がっていって、他のスポーツにも負けないように、メディアにも取り上げられてみんなが活躍出来て、しかも「学生も社会人もみんなが楽しめる場」というのがこれから出来上がっていくスポーツだと思うので、ぜひその一員となって、一緒に日本のラクロス界を盛り上げてもらえればなと思います。ありがとうございました。
■インタビュー:夏目聖矢選手(#7/FALCONS所属)
夏目選手

今日の試合の感想を教えて下さい。
 まず、今日は観戦に来てくださりありがとうございました。
 感想は、前半、白チームは調子がいいというか、点がポンポン入って、いい流れだったのですが、ちょっとしたミスから相手(青)に流れを持っていかれてしまって、雰囲気も良くなく、ずるずるとオーバータイムまでいってしまったなぁと。
 負けている時でも、「どうやったら流れを持ってこられるか」ということを考えて、選手一人ひとりがやるべきだったなと思います。
 この反省を生かして、次は、負けている時も良い雰囲気を持ってこれるように頑張ります。
ラクロスを始めたきっかけを教えて下さい。
 単純に、ラクロスは大学スポーツということで、スタートラインが一緒で、日本代表を目指せるというのが一つの要因で、男として世界と戦ってみたいなというのがあって始めました。
得意なプレーを教えて下さい。
 得意なプレーは、1対1(1on1)からのランニングシュートです。私はハンドボールをやっていたので、今でもそこでの経験を活かして頑張っています。
試合を見に来た1年生やファンの皆さんに一言お願いします。
 ラクロスはまだまだ発展途上で、正解がそんなにないと思うんです。自分がこう思うというプレーをやり続ければ、活躍できると思うし、世界でも戦えると思います。
 1年生は今日の試合を見て、何か感じたものがあると思いますので、少しでも楽しそうだなと思ったらラクロスを始めて、2018年のワールドカップを一緒に目指してほしいなと思います。

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[左:体験会(4月16日)を運営した日本学生ラクロス連盟東日本支部新人委員/右:新人委員会役員]


・Text by 日本学生ラクロス連盟東日本支部新人委員長・玉井隆大
・Interview by
日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・村岡祐三子(学習院大学)、櫻澤美咲(大東文化大学)、金光風花(中央大学)、大沼彩香(東京大学)、秋本紗岐(東京家政学院大学)
・Photo by 日本学生ラクロス連盟東日本支部新人副委員長・原見結子、同2015年度新人委員会役員・杉原一成、日本ラクロス協会広報部(関東地区)・小林航、同事務局次長(関東地区)・遠藤太郎