一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

　2016年7月3日（日）、北海道（赤井川村）・キロロリゾートにて、第18回ラクロス全日本ユース選抜選手権大会の男子決勝戦を行った。雨の降る中で行われた男子の決勝戦は、関西ユース選抜（以下、関西）と関東ユース選抜（以下、関東）によるものだった。


［左：関西ユース選抜／右：関東ユース選抜）］

スコア　（20分ハーフ）

チーム	前半	後半	計
関西ユース選抜	2	1	3
関東ユース選抜	1	1	2

ゲームレポート
前半
　試合開始の笛が鳴り、長いフェイスオフの攻防の末関東がポゼッションを獲った。
　序盤から関東が怒涛の攻めを見せるが、関西ユースは守護神#0のセーブによりゴールネットは揺らせない。互いのゴーリーの好セーブが続く中、最初に試合を動かしたのは関西ユース#23のブレイクからの得点であった。流れが関西に傾くのを許さない関東は、#3が右横で貰ってシュート、得点で1-1。
　その後、関西#24がゴール右上でボールを貰い、ゴーリーの一瞬の隙を突いたシュート、得点で2-1。
　その後も関西が猛攻を続けるが、関東の固いディフェンスに守られそのまま1Q終了。



後半
　フェイスオフを関東が制し、スラッシングにより関西はマンダウンディフェンスに。ここで関東のシュートの嵐にも、関西ゴーリー#0が守りきり、ポゼッションは関西。しかし関東もゴーリー#6の好セーブが続き、関西は点を決めきれない。だが、関東の攻めにも耐え、ゴーリーセーブからパスでブレイクシチュエーションに行き、関西は#14の得点で3-1。
　点が欲しい関東は、華麗なパスの連携によりゴール前で#9が得点。3-2となる。
　さらに関東の激しいオフェンスが続き、関西#77のスラッシングを誘発し、関東1分のエキストラマンオフェンスのチャンスを得る。その後も関東が怒涛の攻めを見せるも、関西の堅いディフェンスを破ることが出来ず、残り3分のところで関西はポゼッションでタイムアウトを取得。関西はストーリングの警告を受けつつも粘りのあるオフェンスを展開し、一方の関東もクリアするもホイッスルが鳴り試合終了。スコア関西vs関東3-2となり関西の勝利で終わった。




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・Text & Photo by 第18回ラクロス全日本ユース選抜選手権大会実施本部・内田奏（日本学生ラクロス連盟北海道支部広報委員長／北海道大学）