2015年22歳以下男子日本代表・第6回練習会レポート
2015/04/22
2015年度22歳以下男子日本代表(以下、U22男子代表)は、第6回練習会を2015年3月28日(土)に東京都(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて行いました。
今回は、午前の部では、「ハーフフィールドディフェンス」「エキストラマンアップオフェンス」の練習を実施した後、クラブチーム・VALENTIAとの練習試合を行いました。午後の部では、「フルフィールドディフェンス」「シュート」を中心に練習を行いました。
スコア (20分×4本)
U22男子代表が目指す「15点以上奪うラクロス」を実現するために、ディフェンス局面においても、「ボールを奪ってゴールを奪うためのディフェンス」を目指しています。
特に、ロングスティックを持ったディフェンスには、「ロングスティックの特徴を活かし、ボールを奪う、相手の攻撃参加&得点能力を奪える能力」を求めています。そのためにも、ディフェンスの強化ポイントとしては、次の4つを挙げて取り組んでいます。
1. 試合を通してボールにプレッシャーをかけ続ける
2. ボールを自陣から相手ゴールまで運ぶ技術
3. ゴール前のデンジャーゾーンにおける適切なボディコンタクト
4. 試合を通して味方9名とコミュニケーションをとる
個々人ではこの4つを特に意識しながら過去5回の練習を行い、チームとしては「マンツーマン」ディフェンス、「スパイダー※」ディフェンス、の2つのディフェンスシステムに取り組んできました。
※「スパイダー」ディフェンスとは
ボールマン周辺にディフェンスの厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム。「マンツーマン」と「ゾーン」の中間のような位置づけ。
そして、今回練習会では、初めて「ゾーン」ディフェンスに取り組みました。ゴール前はコンパクトに守りながらも、ゴール裏ではボールマンに対するプレッシャーをかけながらボールを奪うことを目指します。ゴーリーを含めた7人がコミュニケーションをとり続け、お互いの動きを感じて連動することが求められるディフェンスパッケージです。今後は、「マンツーマン」、「スパイダー」そしてこの「ゾーン」を80分間の試合の中で使い分け、「ボールを奪ってゴールを奪うためのディフェンス」を目指します。
今回の練習会では7人でのコミュニケーションがまだまだ不十分という課題が残りましたが、その一方でボールマンに対するプレッシャーをかけ続ける個々人の意識については、かなり成果が見られるようになってきました。
残りの練習会、関西合宿、国際親善試合等の活動を通じて、個々人の能力向上を目指しながら、ディフェンスパッケージの質を向上させていきます。攻撃の起点となる、U22男子代表ディフェンス陣の迫力にも是非注目してみてください。
[写真:練習メニューに加わる前田アシスタントコーチ]
■試合風景
Text by:2015年度男子22歳以下日本代表アシスタントコーチ・前田昌宏、同・マネージャーリーダー・臼杵志衣奈
Photo by:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・瀧ヶ平絵里
今回は、午前の部では、「ハーフフィールドディフェンス」「エキストラマンアップオフェンス」の練習を実施した後、クラブチーム・VALENTIAとの練習試合を行いました。午後の部では、「フルフィールドディフェンス」「シュート」を中心に練習を行いました。
スコア (20分×4本)
チーム | 1Q | 2Q | 3Q | 4Q | 計 |
U22日本代表 | 3 | 0 | 1 | 3 | 7 |
VALENTIA | 2 | 1 | 3 | 4 | 10 |
U22男子代表が目指す「15点以上奪うラクロス」を実現するために、ディフェンス局面においても、「ボールを奪ってゴールを奪うためのディフェンス」を目指しています。
特に、ロングスティックを持ったディフェンスには、「ロングスティックの特徴を活かし、ボールを奪う、相手の攻撃参加&得点能力を奪える能力」を求めています。そのためにも、ディフェンスの強化ポイントとしては、次の4つを挙げて取り組んでいます。
1. 試合を通してボールにプレッシャーをかけ続ける
2. ボールを自陣から相手ゴールまで運ぶ技術
3. ゴール前のデンジャーゾーンにおける適切なボディコンタクト
4. 試合を通して味方9名とコミュニケーションをとる
個々人ではこの4つを特に意識しながら過去5回の練習を行い、チームとしては「マンツーマン」ディフェンス、「スパイダー※」ディフェンス、の2つのディフェンスシステムに取り組んできました。
※「スパイダー」ディフェンスとは
ボールマン周辺にディフェンスの厚みを持たせて、相手をディフェンスの網の目(クモの巣)に誘い込んでボールを奪い、攻撃に繋げていくディフェンスシステム。「マンツーマン」と「ゾーン」の中間のような位置づけ。
そして、今回練習会では、初めて「ゾーン」ディフェンスに取り組みました。ゴール前はコンパクトに守りながらも、ゴール裏ではボールマンに対するプレッシャーをかけながらボールを奪うことを目指します。ゴーリーを含めた7人がコミュニケーションをとり続け、お互いの動きを感じて連動することが求められるディフェンスパッケージです。今後は、「マンツーマン」、「スパイダー」そしてこの「ゾーン」を80分間の試合の中で使い分け、「ボールを奪ってゴールを奪うためのディフェンス」を目指します。
今回の練習会では7人でのコミュニケーションがまだまだ不十分という課題が残りましたが、その一方でボールマンに対するプレッシャーをかけ続ける個々人の意識については、かなり成果が見られるようになってきました。
残りの練習会、関西合宿、国際親善試合等の活動を通じて、個々人の能力向上を目指しながら、ディフェンスパッケージの質を向上させていきます。攻撃の起点となる、U22男子代表ディフェンス陣の迫力にも是非注目してみてください。
[写真:練習メニューに加わる前田アシスタントコーチ]
【22歳以下男子日本代表の出場大会】 ・名称 2015 APLU Asia Pacific Lacrosse Championships (第7回APLUアジアパシフィック選手権大会) ・主催 Asia Pacific Lacrosse Union
・開催地 タイ・バンコク・期間 2015年7月4日(土)~11日(土) |
■試合風景
Text by:2015年度男子22歳以下日本代表アシスタントコーチ・前田昌宏、同・マネージャーリーダー・臼杵志衣奈
Photo by:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満、同広報部(関東地区)・瀧ヶ平絵里
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