2015女子19歳以下世界選手権:インサイドレポート(27日)

2015/07/28

2015年7月27日(月)
Common rest day(no game)


27日127日2
[右:ミーティングとコンディショニング調整をする日本代表]

 2015年7月27日(月)、この日は大会共通のオフ日であり、全チームとも試合のない日となっている。選手たちにとっては後半戦に向けて良いリフレッシュになったのではないか。

 前半が終わり、今大会の各国の傾向が見えてきている。Pool Aを見てみると、アメリカの実力が抜き出ている。今大会のアメリカは、圧倒的なフィジカルとスピードで、常に前線から激しいライドを仕掛け、セット時の守備もかなり高いところまで詰めてくる。奪えば、強力なブレイクを仕掛け、セット時の攻撃も男子のラクロスを見ているかのようなスピードでボールを展開する。優勝候補筆頭であることには間違いはない。
 それに続くカナダ、オーストラリア、イングランドの3ヶ国は、まったく差が無い。その証拠に、PoolAでのこの3カ国の対戦は、全て延長戦にもつれ込んでいる。ウェールズは苦しい戦いを強いられている。

 我々が戦っている、Pool B、Pool Cでは、ニュージーランドの強さが目立った。2年前から始動し、アメリカ人のコーチを招聘。大会にはアメリカやオーストラリアで活躍する選手を補強して挑んでいる。

 初出場の国を見てみると、コロンビア、フィンランド、イスラエル、韓国。今まで世界大会に出場している北米、オセアニア、欧州、東アジアの国々に加え、北欧と南米が加わる。着実に普及が進んでいると感じている。

次戦はイスラエル戦です。引き続き応援よろしくお願いします。

【7月28日の予定】
 12:00(日本時間・20:00) 第5戦・イスラエル戦
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Text by:2015年度19歳以下女子日本代表アシスタントコーチ・敷浪一哉
Photo by:2015年度19歳以下女子日本代表マネージャーリーダー・関田都