女子ワールドカップ:第3戦・ホーデノソーニー戦

2013/07/14

日時:2013年7月13日(土) 11:30試合開始(現地時間)
場所:カナダ・オシャワ

Pool C・第3戦:日本代表(白) vs ホーデノソーニー代表(紫)

試合1試合2

スコア

チーム
前半 後半
TOTAL
日本代表
8
7
15
ホーデノソーニ代表
7
4
11
得点者
日本代表 ホーデノソーニー代表
#24 小川 絵里子 (4)
#16 Awehiyo Thomas (3)
#11 和田 亜紀子 (3)
#23 Trenna Hill (3)
#17 剱持 真衣 (3)
#24 Alie Jimerson (2)
#8 水戸 理恵 (2) #1 Dawn Easley (1)
#6 小堀 優子 (1) #4 Naomi Walser (1)
#12 能村 佐知子 (1) #14 Michaela Rich (1)
#14 稗田 早織 (1)
Player of the Match
 #8 水戸理恵
水戸選手


第3戦、迎えるホーデノソーニーはNCAA出身の選手を数人抱える同ブロックの中で最も力のある相手。日本代表の本当の力が、最初に試される試合となった。

試合開始早々、日本の若き攻撃陣が牙をむく。#24小川4得点、#17剱持2得点を、#6小堀、#19谷山、#14稗田、#8水戸らが演出していく。完全に日本ペースかと思われたが、前半の15分過ぎあたりから歯車が狂い始める。7-4と3点差に詰められたところでタイムアウトを取り修正をはかるが、ホーデノソーニーの勢いは止まらない。10分間で4失点を喫し、8-7と僅か1点差で前半を折り返す。

後半に入ってもホーデノソーニ−は積極的な作戦で日本にプレッシャーをかけてくる。連続失点でいきなり逆転を許す。更に攻め込むホーデノソーニーに対し、その前に立ちはだかったのは、この日初の先発出場となったゴーリー#2渡邉(光)。決定的場面を3連続セーブで凌ぎ日本に流れを呼び込む。このチャンスにベテラン#11和田がフリーシュートを決め逆転。本来の戦い方を取り戻した日本は、その後も、この日のPlayer of the matchを獲得した#8水戸を中心に追加点を奪い、難敵ホーデノソーニーを撃破した。

強弱両面を見せたこの日の日本代表。着実に力は付けてきているが、それをコンスタントに出すまでには至っていない。本当の意味での力を身につけるには、若手とベテランの融合が必要になる。日本の大きな「進化」は、もう、すぐそこまで来ている。


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試合3試合4
[左:#11・和田亜紀子]

試合5試合6
[左:プレッシャーをかける日本ディフェンス/右:重要な局面で3連続セーブをした#2・渡邉(光)]

試合7試合8
[左:日本のオフェンスを演出した#8・水戸理恵、#6・小堀優子/右:#12・能村佐知子]

試合9試合後の選手たち


・Text:日本ラクロス協会NPC委員・大久保宜浩 (*NPC:日本代表プロジェクト委員会)
Photo:日本ラクロス協会事務局次長補佐(関東地区)・浅井威宏