第22回関西学生ラクロスリーグ戦(準決勝戦・女子)
2011/11/25
  日時:2011年11月3日(木祝) 11:00試合開始
場所:大阪・鶴見緑地スタジアム(鶴見緑地球技場)
同志社大学(白) vs 近畿大学(青)


スコア
	
		
得点者
	
		
審判員
	
		


ゲームレポート
涼やかな秋空のもと、鶴見緑地スタジアムにて、第22回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3準決勝、同志社大学(以下、同志社)対近畿大学(以下、近大)の試合が実施された。常に上を目指し続ける同志社と、昨年一部昇格を果たし、勢いに乗っている近大、果たしてどちらが決勝への切符を手にするのか。
前半開始後、最初に試合を動かしたのは近大。#21高橋による鋭いシュートに歓声が沸き起こった。一方の同志社も負けじと攻めるが、近大の守りが堅く、なかなか得点に結びつけることができない。しかし、試合開始11分、近大のファールにより、フリーシュートのチャンスを得た同志社#23辻野が見事に得点を決める。このまま流れを掴みたい同志社だが、その後ボールは近大に渡り、すばやいパス回しでディフェンスを翻弄する。そして、近大#21高橋のシュートが再びゴールネットを揺らした。近大の勢いは止まらず、その後も立て続けに2得点を追加する。あせる同志社はファールが続き、前半残り1分半、近大#21高橋のフリーシュートによる追加点を許してしまう。同志社もなんとかしてボールを運ぼうとするが、そこでホイッスルが鳴り、1-6で近大の5点リードで前半終了。
 
後半、5点の差を巻き返したい同志社は、さらに応援の力を借りて気持ちを入れ替えるが、両者一歩も引かず、我慢の時間が続く。この均衡を破ったのは同志社。#33赤井が豪快なシュートを叩き付けた。対して、追加点を入れたい近大は何度も諦めずシュートを撃つが、思うようにいかない。一方、今まで築き上げたチームを自分たちの時代で壊したくない同志社は、意地とプライドをかけ、その熱が観客にも伝わってくるようだ。そして、後半15分に同志社は絶好のチャンスを迎え、#33赤井のシュートがまさにゴールに吸い込まれるように決まった。ここで絶対に負けられない近大は#10藤原が緩急を付ける華麗なシュートを見せ、2点を奪った。試合間際、近大#21高橋の鮮やかなシュートが決まり、会場がどよめいた。試合終了のホイッスルが鳴り響き、4-9で近大が勝利を収めた。
最後まで戦い抜いた両者に大きな拍手が送られた。近大は11月13日に長居陸上競技場で行われるファイナル3決勝へと駒を進めた。負けた同志社の思いを胸に今後の活躍に期待したい。


*フォトギャラリー「2011関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部・鶴岡なつみ(大阪国際大学)、藤田紗綾(流通科学大学)、吉田朋花(神戸市外国語大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西)・中山崇、高瀬鎮磨
場所:大阪・鶴見緑地スタジアム(鶴見緑地球技場)
同志社大学(白) vs 近畿大学(青)


スコア
| 
					チーム | 前半 | 後半 | 
					TOTAL | 
| 
					同志社大学 | 
					1 | 
					3 | 
					4 | 
| 
					近畿大学 | 
					6 | 
					3 | 
					9 | 
| 同志社大学 | 近畿大学 | 
| 
					#33 赤井 友紀 (3) | #21 高橋 理美 (6) | 
| 
					#23 辻野 温子 (1) | #10 藤原 万里子 (2) | 
| 
					- | #1 稲村 早織 (1) | 
| 主審 | |
| 副審 | |


ゲームレポート
涼やかな秋空のもと、鶴見緑地スタジアムにて、第22回関西学生ラクロスリーグ戦ファイナル3準決勝、同志社大学(以下、同志社)対近畿大学(以下、近大)の試合が実施された。常に上を目指し続ける同志社と、昨年一部昇格を果たし、勢いに乗っている近大、果たしてどちらが決勝への切符を手にするのか。
前半開始後、最初に試合を動かしたのは近大。#21高橋による鋭いシュートに歓声が沸き起こった。一方の同志社も負けじと攻めるが、近大の守りが堅く、なかなか得点に結びつけることができない。しかし、試合開始11分、近大のファールにより、フリーシュートのチャンスを得た同志社#23辻野が見事に得点を決める。このまま流れを掴みたい同志社だが、その後ボールは近大に渡り、すばやいパス回しでディフェンスを翻弄する。そして、近大#21高橋のシュートが再びゴールネットを揺らした。近大の勢いは止まらず、その後も立て続けに2得点を追加する。あせる同志社はファールが続き、前半残り1分半、近大#21高橋のフリーシュートによる追加点を許してしまう。同志社もなんとかしてボールを運ぼうとするが、そこでホイッスルが鳴り、1-6で近大の5点リードで前半終了。
後半、5点の差を巻き返したい同志社は、さらに応援の力を借りて気持ちを入れ替えるが、両者一歩も引かず、我慢の時間が続く。この均衡を破ったのは同志社。#33赤井が豪快なシュートを叩き付けた。対して、追加点を入れたい近大は何度も諦めずシュートを撃つが、思うようにいかない。一方、今まで築き上げたチームを自分たちの時代で壊したくない同志社は、意地とプライドをかけ、その熱が観客にも伝わってくるようだ。そして、後半15分に同志社は絶好のチャンスを迎え、#33赤井のシュートがまさにゴールに吸い込まれるように決まった。ここで絶対に負けられない近大は#10藤原が緩急を付ける華麗なシュートを見せ、2点を奪った。試合間際、近大#21高橋の鮮やかなシュートが決まり、会場がどよめいた。試合終了のホイッスルが鳴り響き、4-9で近大が勝利を収めた。
最後まで戦い抜いた両者に大きな拍手が送られた。近大は11月13日に長居陸上競技場で行われるファイナル3決勝へと駒を進めた。負けた同志社の思いを胸に今後の活躍に期待したい。


*フォトギャラリー「2011関西学生リーグ戦」はこちらへ
・Text:日本学生ラクロス連盟西日本支部・鶴岡なつみ(大阪国際大学)、藤田紗綾(流通科学大学)、吉田朋花(神戸市外国語大学)
・Photo:日本ラクロス協会広報部次長(関西)・中山崇、高瀬鎮磨
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 一般社団法人日本ラクロス協会 アーカイブサイト「.Relax」
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