2013東海チャレンジマッチ・女子戦
2013/07/31
2013年6月22日(土)、愛知県(半田市)・半田運動公園陸上競技場にて、東海ユース選抜女子vs慶應義塾大学(2年生)の試合を行った。女子ユースは6月9日に行った関西遠征に続いての試合となり、その時の反省などを生かしながら試合を行った。会場には遠い会場にも関わらず、たくさんのラクロス会員、家族が応援にかけつけ盛り上がりを見せていた。
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年6月22日(土)、愛知県(半田市)・半田運動公園陸上競技場にて、ラクロス東海チャレンジマッチ、東海女子ユース選抜(以下、東海ユース) 対 慶應義塾大学ラクロス部2年生チーム(以下、慶應)の試合を行った。前日までの雨天が嘘のように晴れた午後、試合が始まった。
東海ユース#7佐藤と慶應#41鈴木によるドローにより試合が開始された。開始早々両チームによるグラウンドボールの激しい奪い合いが始まる。相手のファールを誘いマイボールとした東海ユースに対し、慶應は強いプレッシャーで簡単にはボールを運ばせない。そして東海ユースのキープミスからボールを奪うと、相手ゴールに素早く攻め入り、試合開始わずか2分、#18武山が華麗な1対1を決め初得点をあげた。
その後も慶應による攻撃が続く。対する東海ユースは慶應の人数をかけるライドに対しクリアーをあげることができず苦戦を強いられる。しかし、前半5分、慶應のファールで得たチャンスを逃さず#7佐藤が次々とDFをかわしシュート。試合を振り出しに戻す。ここから流れに乗りたい東海ユースであったが、グラウンドボールを決して逃さない慶應は圧倒的なポゼッション能力で攻めてくる。ハーフラインから一気に駆け上がった#41鈴木がシュート。さらに#50福井が左からの1対1で3得点目。
流れを止めたい東海ユースは朽名がナイスセーブで見せ場を作るものの、セカンドボールが拾えず攻撃につなげることができない。その間にも慶應は#16伊藤や#57坂本のシュートで3得点を挙げ着実に点差を広げる。前半終了間際、東海ユースは#4小久保の1対1でなんとか一点を返したが、2-6、慶應リードで前半を終えた。
迎えた後半。前半の慶應の勢いを何とか止めたい東海ユース。しかしドローを奪われ、開始早々ファールによりフリーシュートのチャンスを与えてしまう。これを#18武山が確実に決め2-7とした。その後もゴーリー・安田の好セーブに救われながらもなかなかボールを攻撃エリアまで運べない東海ユース。一方慶應は#41鈴木のアシストで#50福井がこの試合3得点目となるシュートを決め活気づく。
ここまで思うように試合展開できずもどかしい場面が続いたユース選抜であったが、後半5分すぎ、最大のチャンスが訪れる。相手のロングパスを#42松元がカットし素早くパスをつなぐ。ゴール前のフリーの選手にボールが渡ると、この決定的チャンスに観客も息をのむ。だがこのチャンスをものにすることができず、会場の空気はいよいよ暗くなり始めた。しかしこのチャンスから攻めの気持ちが戻ってきた東海ユースは積極的に1対1を仕掛けゴールに向かう。そして後半10分半、#48棚瀬が勢いある1対1でDFをかわし鋭いシュートで後半初得点をあげた。
その後どちらもファールが頻発。お互いペースを掴めない時間が続く。そんな中でもグラウンドボールを確実にものにし、ポゼッションを保っていた慶應が#18武山のシュートで再び得点。3-9と点差を広げた。東海ユースは#4小久保を中心になんとか得点を狙っていくが、慶應の硬いディフェンスと素早いダウンボールへの寄りに押され、攻めきることができない。その後も慶應の勢いは止まる事無く、試合時間残り2分、運動量が落ちた東海ユースに対し慶應は持ち前のスピードを生かして立て続けに4得点を決めた。最後まで流れを作りきれなかった東海ユースは慶應にボールを奪われたまま試合終了。3-13で慶應が勝利した。
試合後のインタビューで、ユース選抜#4小久保は「とにかく慶應は強かった。基礎の面でも、グラウンドボール一つとっても慶應の方が上だった。その勢いに圧倒され、自分たちの持ち味を出し切れなかったのが悔しい。東海ユースの選手は普段それぞれ違うチームに属しているので、みんなの個性を大切にし、たくさんコミュニケーションをとってお互いの理解を深めていきたい。そしてその持ち味を選手権では勝利に繋げていきたい。」と語った。
東海ユースは7月に北海道で行われる第15回ラクロス全日本ユース選抜選手権大会に出場する。約2週間後に迫る選手権だが、“東海ユース選抜の持ち味”を生かして勝利を掴んで欲しい。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会・真鍋つばさ
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会副委員長・田澤優美(中部大学)
・Photo:日本ラクロス協会総務部次長(東海)・八木信行
スコア
チーム
|
前半 | 後半 |
TOTAL
|
東海ユース選抜
|
2
|
1
|
3
|
慶應義塾大学
|
6
|
7
|
13
|
東海ユース選抜 | 慶應義塾大学 |
#4 小久保 沙智 (1)
|
#50 福井 爽香 (4) |
#7 佐藤 加奈子 (1)
|
#16 伊藤 美里奈 (3) |
#48 棚瀬 那月 (1)
|
#18 武山 沙妃 (3) |
-
|
#8 堀田 昭子 (1) |
-
|
#41 鈴木 智子 (1) |
-
|
#57 坂本 麻衣子 (1) |
主審 | 近藤 立 |
副審 | 木田 直子 |
小林 つばさ | |
山田 さゆり |
ゲームレポート
2013年6月22日(土)、愛知県(半田市)・半田運動公園陸上競技場にて、ラクロス東海チャレンジマッチ、東海女子ユース選抜(以下、東海ユース) 対 慶應義塾大学ラクロス部2年生チーム(以下、慶應)の試合を行った。前日までの雨天が嘘のように晴れた午後、試合が始まった。
東海ユース#7佐藤と慶應#41鈴木によるドローにより試合が開始された。開始早々両チームによるグラウンドボールの激しい奪い合いが始まる。相手のファールを誘いマイボールとした東海ユースに対し、慶應は強いプレッシャーで簡単にはボールを運ばせない。そして東海ユースのキープミスからボールを奪うと、相手ゴールに素早く攻め入り、試合開始わずか2分、#18武山が華麗な1対1を決め初得点をあげた。
その後も慶應による攻撃が続く。対する東海ユースは慶應の人数をかけるライドに対しクリアーをあげることができず苦戦を強いられる。しかし、前半5分、慶應のファールで得たチャンスを逃さず#7佐藤が次々とDFをかわしシュート。試合を振り出しに戻す。ここから流れに乗りたい東海ユースであったが、グラウンドボールを決して逃さない慶應は圧倒的なポゼッション能力で攻めてくる。ハーフラインから一気に駆け上がった#41鈴木がシュート。さらに#50福井が左からの1対1で3得点目。
流れを止めたい東海ユースは朽名がナイスセーブで見せ場を作るものの、セカンドボールが拾えず攻撃につなげることができない。その間にも慶應は#16伊藤や#57坂本のシュートで3得点を挙げ着実に点差を広げる。前半終了間際、東海ユースは#4小久保の1対1でなんとか一点を返したが、2-6、慶應リードで前半を終えた。
迎えた後半。前半の慶應の勢いを何とか止めたい東海ユース。しかしドローを奪われ、開始早々ファールによりフリーシュートのチャンスを与えてしまう。これを#18武山が確実に決め2-7とした。その後もゴーリー・安田の好セーブに救われながらもなかなかボールを攻撃エリアまで運べない東海ユース。一方慶應は#41鈴木のアシストで#50福井がこの試合3得点目となるシュートを決め活気づく。
ここまで思うように試合展開できずもどかしい場面が続いたユース選抜であったが、後半5分すぎ、最大のチャンスが訪れる。相手のロングパスを#42松元がカットし素早くパスをつなぐ。ゴール前のフリーの選手にボールが渡ると、この決定的チャンスに観客も息をのむ。だがこのチャンスをものにすることができず、会場の空気はいよいよ暗くなり始めた。しかしこのチャンスから攻めの気持ちが戻ってきた東海ユースは積極的に1対1を仕掛けゴールに向かう。そして後半10分半、#48棚瀬が勢いある1対1でDFをかわし鋭いシュートで後半初得点をあげた。
その後どちらもファールが頻発。お互いペースを掴めない時間が続く。そんな中でもグラウンドボールを確実にものにし、ポゼッションを保っていた慶應が#18武山のシュートで再び得点。3-9と点差を広げた。東海ユースは#4小久保を中心になんとか得点を狙っていくが、慶應の硬いディフェンスと素早いダウンボールへの寄りに押され、攻めきることができない。その後も慶應の勢いは止まる事無く、試合時間残り2分、運動量が落ちた東海ユースに対し慶應は持ち前のスピードを生かして立て続けに4得点を決めた。最後まで流れを作りきれなかった東海ユースは慶應にボールを奪われたまま試合終了。3-13で慶應が勝利した。
試合後のインタビューで、ユース選抜#4小久保は「とにかく慶應は強かった。基礎の面でも、グラウンドボール一つとっても慶應の方が上だった。その勢いに圧倒され、自分たちの持ち味を出し切れなかったのが悔しい。東海ユースの選手は普段それぞれ違うチームに属しているので、みんなの個性を大切にし、たくさんコミュニケーションをとってお互いの理解を深めていきたい。そしてその持ち味を選手権では勝利に繋げていきたい。」と語った。
東海ユースは7月に北海道で行われる第15回ラクロス全日本ユース選抜選手権大会に出場する。約2週間後に迫る選手権だが、“東海ユース選抜の持ち味”を生かして勝利を掴んで欲しい。
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会・真鍋つばさ
・Text:日本学生ラクロス連盟東海支部広報委員会副委員長・田澤優美(中部大学)
・Photo:日本ラクロス協会総務部次長(東海)・八木信行
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