第26回関東学生ラクロスリーグ戦(準決勝戦・男子第1試合)
2013/11/09
日時:2013年11月2日(土) 10:00試合開始
場所:東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(白) vs 東京大学(黒)
スコア
得点者
審判員
ゲームレポート
2013年11月2日(土)、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、第26回関東学生ラクロスリーグ戦準決勝戦、早稲田大学(以下、早稲田) vs 東京大学(以下、東大)の試合を行った。10:00に試合は開始された。
1Q
東大が先にポゼッションをして始まった。開始早々、東大はゴール裏からチャンスをつくる。開始2分ゴール裏でフリーで#11がボールを受けるとクリースに入ってきた#33にパスを通し、冷静に決めて東大が先制した。
追いつきたい早稲田だが、東大のかたいディフェンスに簡単にボールを奪われてしまう。東大がペースを掴み追加点を狙う。そんな中、早稲田のファールにより東大はエキストラマンオフェンスというチャンスを獲得した。東大の速いパス回しからまたもゴール裏からチャンスをつくると、ゴール裏でボールを受けた#11がカットインしてきた#26にパスを送る。そのままシュートをきめ追加点を奪った。1点目と同じ形で得点すると、東大は流れを掴んだ。
ボールをポゼッションしたい早稲田だったが、ディフェンスの激しいプレッシャーからなかなかポゼッションをさせてもらえない。東大ペースで試合が進んだ8分、東大#16がゴール裏での1対1に勝つとそのままシュートを決め3点目を奪った。これで東大は3連続得点した。
反撃したい早稲田は、東大のクリアミスを見逃さなかった#94がゴーリーのいないゴールへシュートを決め1-3と2点差。
しかし、東大がディフェンスでボールで奪うと、#26にボールが渡りトップから1対1をかけ、DFを置き去りにしてランニングシュートを決め、さらに早稲田を1-4と突き放した。
1Qが残り1分となったところで、東大にエキストラマンオフェンスのチャンスがくるが追加点を奪えないまま終了した。
2Q
またしても東大のポゼッションで始まった。1Qの流れのまま東大がゴール裏でボールをポゼッションすると、またしてもエキストラマンオフェンスのチャンスを獲得する。このチャンスに東大はトップからのシュートを撃つと一度はゴーリーにはじかれてしまうが、そのはじいたボールに反応した#26がシュートを決めて1-5とした。
早稲田は、東大のディフェンスを崩せないでいると、パスミスからボールを奪われてしまう。東大はゴール裏を起点としてチャンスを作ると、ゴール裏から右上にいた#90にボールが渡り、そのまま1対1からシュートを決め追加点を奪った。
このまま試合が進むと思われたが、早稲田がディフェンスをゾーンディフェンスに変えると東大はなかなかシュートまでいけず、少しずつ早稲田の流れになった。早稲田は東大のミスからボールを奪うと#28がトップから1対1かけシュートを決めた。
ようやく2点目をとった早稲田はさらに追加点を狙う。早稲田は時間をかけてオフェンスをすると、トップにいた#1からクリースの#36にボールが通り、それを決めて追加点をとった。
追加点を奪われたくない東大であるが早稲田のゾーンディフェンスを崩せず、流れを奪われてしまう。
流れをつかんだ早稲田は、#21が1対1でディフェンスをかわしシュートを撃つが惜しくもゴーリーに止められてしまう。このまま3-6で東大リードで前半終了。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックで、東大の3分間のエキストラマンオフェンスから開始された。開始そうそう東大#69が豪快なシュートを決めようやく追加点を決め点差を4点に広げた。
これで流れを取り戻したい東大だったが、シュートを立て続けに撃つが入らず流れを取り戻せないでいると、逆に早稲田がエキストラマンオフェンスでチャンスを作る。そして#7がシュートを決めた。
その後、早稲田は#7を中心にオフェンスを組み立てる。トップにいる#7からクリースにいた#8にボールが通るとそれを決めた。
12分に東大はチャンスを作るがシュートを決められずにいると、早稲田のゴーリーが、セーブしてからハーフライン付近にいた#7にパスを出すと、そのまま1対1でシュートまでいき、これを決めた。
これで早稲田は、1点差に詰めると、その直後のフェイスオフでブレークから#7にパスが渡り、豪快にシュートを決め同点に追いついた。
逆転を許したくない東大だったが、早稲田のディフェンスから、シュートまで行かせてもらえない。3Q残り1分に早稲田#1がトップからシュートを撃つとそれが決まり逆転に成功した。
東大は踏ん張りきれず逆転を許した。早稲田はさらに1点を追加し、9-7で早稲田がリードして3Qが終了した。
4Q
運命の4Qは、スティックチェックにより早稲田の3分間のエキストラマンオフェンスから始まった。3Qの勢いのまま東大を突き放したい早稲田は、ゴール左上の#7から右下#28にボールが通ると冷静に決め点差を3点に広げた。
開始5分早稲田は#69がゴール右横から得点した。点差は4点になった。
東大はようやくポゼッションを取るとトップからゴール左横にいた#38にパスが通りシュートを決めた。
試合残り9分、東大#11がゴール左下から得点し2点差まで詰めた。
このまま同点まで行きたかったが、東大はファールを犯し早稲田のエキストラマンオフェンスになると、早稲田#7から#8にパスが通りシュートが決まり東大をまた突き放した早稲田。
残り5分、早稲田はシュートを決めたが、東大からのスティックチェックの申請によりイリーガルスティックと判断され、得点が無効なってしまう。東大はこれを機に得点をとりたいが、パスミスからボールを奪われてしまう。東大は再びスティックチェックを要請するが早稲田のスティックが合法だったため、早稲田のエキストラマンオフェンスから再開された。残り2分東大はボールを奪いにいくがファールを犯してしまい、ツーマンダウンディフェンスになってしまう。このチャンスに、早稲田はゴール裏にいた#8からゴール右下にいた#21にパスが通ると、パスカットにきたゴーリーをかわし得点した。
さらにボールを奪いに行った東大がファールを犯してしまい、スリーマンダウンディフェンスになると、数的有利の早稲田が#21から#94のパス回しから得点した。
このまま14-9で早稲田の逆転勝ちで終了した。
後半落ち着いて流れを取り戻した早稲田は、11月16日に行われる決勝戦(vs明治大学)に駒を進める。前半の勢いを維持できず惜敗した東大だったが、観客席も一体となり戦っている様子は、とても印象的だった。
*フォトギャラリーには他にも多くの大会写真を掲載しています。
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・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・中村佑輝(東海大学)、山崎雄祐(千葉大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
場所:東京(品川区)・大井ふ頭中央海浜公園第二球技場
早稲田大学(白) vs 東京大学(黒)
スコア
チーム
|
1Q
|
2Q
|
3Q
|
4Q
|
TOTAL
|
早稲田大学
|
1
|
2
|
6
|
5
|
14
|
東京大学
|
4
|
2
|
1
|
2
|
9
|
早稲田大学 | 東京大学 |
#7 柳田 諒 (3) | #26 出戸 康貴 (3) |
#28 倉田 將史 (3) | #11 正木 勝也 (1) |
#8 伊藤 大貴 (2) | #16 今林 淳 (1) |
#94 岸本 僚介 (2) | #33 頓所 史章 (1) |
#1 忠平 裕司 (1) | #38 木村 友哉 (1) |
#21 畑田 峻希 (1) | #69 都外川 識志 (1) |
#36 須賀 航平 (1) | #90 羽生 敦 (1) |
#69 大場 卓次 (1) | - |
主審 | 鷲北 真誠 |
副審 | 源 学 |
松崎 遼 | |
CBO | 林 拓史 |
ベンチマネージャー | 赤沼 達彦 |
ゲームレポート
2013年11月2日(土)、大井ふ頭中央海浜公園第二球技場にて、第26回関東学生ラクロスリーグ戦準決勝戦、早稲田大学(以下、早稲田) vs 東京大学(以下、東大)の試合を行った。10:00に試合は開始された。
1Q
東大が先にポゼッションをして始まった。開始早々、東大はゴール裏からチャンスをつくる。開始2分ゴール裏でフリーで#11がボールを受けるとクリースに入ってきた#33にパスを通し、冷静に決めて東大が先制した。
追いつきたい早稲田だが、東大のかたいディフェンスに簡単にボールを奪われてしまう。東大がペースを掴み追加点を狙う。そんな中、早稲田のファールにより東大はエキストラマンオフェンスというチャンスを獲得した。東大の速いパス回しからまたもゴール裏からチャンスをつくると、ゴール裏でボールを受けた#11がカットインしてきた#26にパスを送る。そのままシュートをきめ追加点を奪った。1点目と同じ形で得点すると、東大は流れを掴んだ。
ボールをポゼッションしたい早稲田だったが、ディフェンスの激しいプレッシャーからなかなかポゼッションをさせてもらえない。東大ペースで試合が進んだ8分、東大#16がゴール裏での1対1に勝つとそのままシュートを決め3点目を奪った。これで東大は3連続得点した。
反撃したい早稲田は、東大のクリアミスを見逃さなかった#94がゴーリーのいないゴールへシュートを決め1-3と2点差。
しかし、東大がディフェンスでボールで奪うと、#26にボールが渡りトップから1対1をかけ、DFを置き去りにしてランニングシュートを決め、さらに早稲田を1-4と突き放した。
1Qが残り1分となったところで、東大にエキストラマンオフェンスのチャンスがくるが追加点を奪えないまま終了した。
2Q
またしても東大のポゼッションで始まった。1Qの流れのまま東大がゴール裏でボールをポゼッションすると、またしてもエキストラマンオフェンスのチャンスを獲得する。このチャンスに東大はトップからのシュートを撃つと一度はゴーリーにはじかれてしまうが、そのはじいたボールに反応した#26がシュートを決めて1-5とした。
早稲田は、東大のディフェンスを崩せないでいると、パスミスからボールを奪われてしまう。東大はゴール裏を起点としてチャンスを作ると、ゴール裏から右上にいた#90にボールが渡り、そのまま1対1からシュートを決め追加点を奪った。
このまま試合が進むと思われたが、早稲田がディフェンスをゾーンディフェンスに変えると東大はなかなかシュートまでいけず、少しずつ早稲田の流れになった。早稲田は東大のミスからボールを奪うと#28がトップから1対1かけシュートを決めた。
ようやく2点目をとった早稲田はさらに追加点を狙う。早稲田は時間をかけてオフェンスをすると、トップにいた#1からクリースの#36にボールが通り、それを決めて追加点をとった。
追加点を奪われたくない東大であるが早稲田のゾーンディフェンスを崩せず、流れを奪われてしまう。
流れをつかんだ早稲田は、#21が1対1でディフェンスをかわしシュートを撃つが惜しくもゴーリーに止められてしまう。このまま3-6で東大リードで前半終了。
3Q
ハーフタイムのスティックチェックで、東大の3分間のエキストラマンオフェンスから開始された。開始そうそう東大#69が豪快なシュートを決めようやく追加点を決め点差を4点に広げた。
これで流れを取り戻したい東大だったが、シュートを立て続けに撃つが入らず流れを取り戻せないでいると、逆に早稲田がエキストラマンオフェンスでチャンスを作る。そして#7がシュートを決めた。
その後、早稲田は#7を中心にオフェンスを組み立てる。トップにいる#7からクリースにいた#8にボールが通るとそれを決めた。
12分に東大はチャンスを作るがシュートを決められずにいると、早稲田のゴーリーが、セーブしてからハーフライン付近にいた#7にパスを出すと、そのまま1対1でシュートまでいき、これを決めた。
これで早稲田は、1点差に詰めると、その直後のフェイスオフでブレークから#7にパスが渡り、豪快にシュートを決め同点に追いついた。
逆転を許したくない東大だったが、早稲田のディフェンスから、シュートまで行かせてもらえない。3Q残り1分に早稲田#1がトップからシュートを撃つとそれが決まり逆転に成功した。
東大は踏ん張りきれず逆転を許した。早稲田はさらに1点を追加し、9-7で早稲田がリードして3Qが終了した。
4Q
運命の4Qは、スティックチェックにより早稲田の3分間のエキストラマンオフェンスから始まった。3Qの勢いのまま東大を突き放したい早稲田は、ゴール左上の#7から右下#28にボールが通ると冷静に決め点差を3点に広げた。
開始5分早稲田は#69がゴール右横から得点した。点差は4点になった。
東大はようやくポゼッションを取るとトップからゴール左横にいた#38にパスが通りシュートを決めた。
試合残り9分、東大#11がゴール左下から得点し2点差まで詰めた。
このまま同点まで行きたかったが、東大はファールを犯し早稲田のエキストラマンオフェンスになると、早稲田#7から#8にパスが通りシュートが決まり東大をまた突き放した早稲田。
残り5分、早稲田はシュートを決めたが、東大からのスティックチェックの申請によりイリーガルスティックと判断され、得点が無効なってしまう。東大はこれを機に得点をとりたいが、パスミスからボールを奪われてしまう。東大は再びスティックチェックを要請するが早稲田のスティックが合法だったため、早稲田のエキストラマンオフェンスから再開された。残り2分東大はボールを奪いにいくがファールを犯してしまい、ツーマンダウンディフェンスになってしまう。このチャンスに、早稲田はゴール裏にいた#8からゴール右下にいた#21にパスが通ると、パスカットにきたゴーリーをかわし得点した。
さらにボールを奪いに行った東大がファールを犯してしまい、スリーマンダウンディフェンスになると、数的有利の早稲田が#21から#94のパス回しから得点した。
このまま14-9で早稲田の逆転勝ちで終了した。
後半落ち着いて流れを取り戻した早稲田は、11月16日に行われる決勝戦(vs明治大学)に駒を進める。前半の勢いを維持できず惜敗した東大だったが、観客席も一体となり戦っている様子は、とても印象的だった。
*フォトギャラリーには他にも多くの大会写真を掲載しています。
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・Text:日本学生ラクロス連盟東日本支部広報委員会info班・中村佑輝(東海大学)、山崎雄祐(千葉大学)
・Photo:日本ラクロス協会オフィシャルフォトグラファー・海藤秀満
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