一般社団法人日本ラクロス協会　アーカイブサイト「.Relax」

　2015年6月27日（土）、予報されていた雨も降らず、涼しくプレーをしやすい天候の中、第5回全国プレシーズントーナメントの決勝戦、明治学院大学α（以下、明学） 対 日本体育大学（日体大）の試合を、東京都（品川区）・大井ふ頭中央海浜公園陸上競技場で行った。


［写真：白・明治学院大学α／青・日本体育大学］

スコア

チーム	前半	後半	TOTAL
明治学院大学α	8	4	12
日本体育大学	2	1	3

審判員

主審	木村 真美
副審	五東 幸子
	中本 裕子
テーブルオフィシャル	阿井 真理恵

ゲームレポート
　10:50、ドロー。最初にドローを制したのは明学である。試合開始からわずか1分明学#11・下松が1対1からのシュートで1-0となる。
　その後明学#11・下松はランでボールを運び、ドロー後わずか30秒足らずで2点目を決める。

　日体大も猛攻をしかける。日体大#10・佐々木はシュートを狙うが惜しくも決まらず。前半10分、日体大#27・佐々木が見事なキープ力でそのままゴールへ。1得点を挙げ、2-1となる。
　しかしこの後、流れは明学へ。12分、明学#11・下松が#17・下池のアシストを受け、シュート成功。3-1に。
　続いて明学#69・福山がゴール裏からの1対1で得点。試合は4-1となり、明学が大きくリードする。流れを変えたい日体大は前半14分に#44・岡田がセンターからのシュートを決め、4-2となる。
　それでも流れは変わらず、明学#17・下池が1対1で2得点をあげ、差を広げていく。

　試合は6-2、またも明学#11・下松が魅せる。前半20分、明学#24・小野寺からのアシストを受け、明学#11・下松がこの日の4得点目を挙げ、7-2となる。
　前半22分、またも明学ボール。明学#74・丸茂が11m扇からの鋭いシュートを決め、前半は8-2で終了する。ドローを制した明学が圧倒的な強さをみせている。



　後半、挽回したい日体大は、最初のドローを制するも、オフサイドにより明学ボールに。2分、明学#17・下池がフリーシュートを得て、明学#24・鷲山へ正確なパス。#24・鷲山のシュートが決まり9-2と明学が差を広げていく。
　3分、勢いに乗る明学の攻撃は続き、明学#24・鷲山がゴールへ向かうも、日体大#9・ゴーリー金田のナイスセーブで日体大は攻撃のチャンスを得る。6分、日体大#31・青木が1対1でシュートを決め、9-3となる。
　だが、止まらない明学の攻撃は続き、後半11分、明学#57・桑田は中に切り込む#69・福山へアシスト。#69・福山がシュートを決め、10-3となる。

　その後、互いにシュートまで持ち込むが、両校の粘り強いディフェンスとゴーリーの明学#52・早川、日体大#9・金田の活躍により点は動かない。15分、明学のゴーリー#52・早川が、日体大のシュートを止めると、素早く反応した明学#・57桑田がクリアを運び、明学#67・板倉へパス。このブレイクが決まり11-3となる。
　その後、両校果敢に攻めるも得点には至らない。明学ゴーリー#52・早川が、ゴール付近のパスをカットするとそのままボールは明学へ。日体大のゴーリーも積極的にグラウンドボールを狙うが取りきれない。後半23分、11m扇内の狭いスペースから、明学#19・嶺井の華麗なシュートが決まり、12-3となる。

　そのまま試合は終了。今年のプレシーズントーナメントを制したのは明治学院大学であった。




  ・Text：日本学生ラクロス連盟東日本支部 広報委員会info班・田添友衣奈（高崎経済大学）、角田彩（東京女子大学）
・Photo：プレシーズンマッチ実行委員会副委員長・三瓶聖、長谷川彩子